背景
人口約105,000人のローズヴィル市(カリフォルニア州)は、サクラメントの16マイル東、サクラメントバレーの東端に沿って位置しています。消防署と警察署は、地域社会と所有物の安全性を維持する重要な役目を負っています。911の緊急派遣センターと警官、消防士間の効率的なコミュニケーションは、各部門の活動を調整する上で重要となります。
ローズヴィル市は、急送センターの重要な一部として、コンピュータ支援急送(CAD)システムに依存しています。システムは、現場で消防士と警官に名前、電話番号、住所や事態の詳細などの呼び出し情報の伝達に用いられます。以前は警察車両内ではCADターミナル接続用に全郡のRD-LAP無線データシステムが、また消防車ではPCMCIAカード経由で1×RTT CDMAを使ったセルラーデジタルパケットデータ(CDPD)技術が採用されていました。システムは遅く、CADターミナルはTCP/IPベースではありませんでした。システム速度と全体的な処理能力を向上させるために、ローズヴィル市は、高速EVDO 3Gセルラーネットワーク経由でパトカーや消防車に接続するDigiのConnectPort WAN VPN高速セルラールータを採用することになりました。
「旧システムはTCP/IPベースではなくCADだけに動作したため、著しく低速でした。新しいシステムは極めて高速であり、今ではTCP/IPベースのシステムで、警察官と消防士は、自分たちの車両から電子メールや他の写真一覧のような情報にオンラインでアクセスすることができます」と、ローズヴィル市のテレコミュニケーションマネージャであるデイヴ・アップルバウム氏は話しています。
スピードへの要求
呼び出しが911急送センターに入ると、CADシステム経由で送られます。車両は、CDMA/EVDOセルラーネットワーク経由で高速接続を提供するConnectPort WAN VPNを使用して接続します。
現在のセットアップ以前には、パトカーは10-12kbit/秒の接続速度を提供する時代遅れの郡無線データシステムに頼っていました。ConnectPort WAN VPNを使用することで、パトカーと消防車は、現在、レガシーネットワークのスループットの10~100倍の接続速度の恩恵を受けています。
「旧システムで最も大きな課題は、接続速度の低さに起因する反応速度の遅さでした。新しいシステムでは、コマンドを入力してボタンを打てば、すばやく答えが返ってきます」(デイヴ・アップルバウム氏)
強力なパートナシップ
ローズヴィル市は、システムの選択をする上で、いくつかのセルラールータをテストしました。ConnectPort WAN VPNが選ばれた理由として、管理・ユーザーインタフェース、コンフィグレーションやプロビジョニングの容易さ、突出したテクニカルサポートがあります。
「Digiのルータは、導入・稼働が最も簡単でした。この製品には、優秀なログ収集能力があります。イベントログは無線が何をしていたかを表示します。接続性に関するレポートの入手が必要なら、Digiボックスによってモデムの無線がいかなる問題も容易に解決することを簡単に知ることができるでしょう」(デイヴ・アップルバウム氏)
ローズヴィル市が大きな価値を見出したもう一つの特徴は、内蔵イーサネットスイッチです。ConnectPort WAN VPNは、パトカーのイーサネットベースのデジタルビデオレコーダーに接続するのに使う4つのイーサネットポートを搭載しています。追加のイーサネットポートにより、各車両でイーサネットスイッチの必要性がなくなりローズヴィル市は数千ドルもセーブすることができました。
ローズヴィル市は約100のConnectPort WAN VPNを導入し、2007年前半に製品を使用し始めました。
「協力関係を通して、Digiは製品の改善に絶えず取り組んでいました。Digiは私たちの問題を解決するために密接な関係で働き、優れたサポートを提供します。彼らは、工業グレード製品の構築で確立された企業です。他の小規模の会社には大きな配備のサポート経験がないことも不安でした」(デイヴ・アップルバウム氏)



