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カスタマサクセスストーリー

救命アプリケーションに活用されるワイヤレスメッシュテクノロジー

背景
高齢住宅産業の伸長に伴い、通信、安全、セキュリティ面での先進のテクノロジーが必要とされています。新しい施設向けの最先端の緊急通報システム、あるいは既存設備のアップグレードのいずれのニーズに対しても、Tel-Tron は高齢者住宅向けの緊急通報システムの設計、インストール、メンテナンスを行います。

最近までは、Tel-Tronシステムのワイヤレスレシーバネットワークは、緊急通報サーバに有線で接続されていました。Tel-Tronのシステムは、煙・火災アラーム通知や救急医療の要請といった人命にかかわる情報を中継するため、Tel-Tronは、有線システムがこのクリティカルな通信で信頼に置ける唯一のソリューションだと考えていました。新規の施設を建設する際、有線のパラダイムは、いまなおTel-Tronのシステムを接続する優れた方法ではあります。しかし、既存設備に新たな装置を組み込んだりアップグレードしたりする際、ケーブルの配線は極めて困難です。Tel-Tronは、数年もの間、信頼できるワイヤレステクノロジーを探しており、最終的にZigBeeメッシュテクノロジーを採用しました。Tel-Tronは、自己修復、ノードホッピングといった特質を備えたZigBeeテクノロジーが、ニーズに適った最も信頼できるソリューションであると判断し、DigiのXBee ZigBeeモジュールを採用したものです。

「救命をビジネスとしている関係で、私たちは非常に信頼できるテクノロジーを必要としていました。もし合図や信号が伝わらなければ、その人たちに本当に悪いことが起こる可能性もあります。私たちは、自己修復機能を持ったメッシュテクノロジーに出合うまでは、救命アプリケーションに相応しいワイヤレスソリューションがあるとは考えていませんでした」と、Tel-Tron社長のブライアン・ドーソン氏は話しています。

XBeeモジュールはミッションクリティカルなアプリケーションに信頼性を提供します
Tel-Tron緊急通報システムにおいては、老人ホーム(高齢者介護施設)の居住者は、毎日24時間、各自がペンダントを身につけています。誰かが倒れたり何らかの緊急援助を必要としたりした場合、ペンダントにより居住者の援助を要請できます。さらに、火事、セキュリティ、その他の安全アラームが施設の至るところに存在します。警報ボタンが鳴らされる、あるいは居住者がペンダントのボタンが押されると、無線信号がレシーバに送信され、救急救命士によってモニターされている制御機器へと繋がります。有線バージョンでは、レシーバはCAT 5ケーブルを使って制御機器に接続されます。無線のセットアップでは、レシーバと制御機器間での無線通信を可能にするため、各レシーバにはXBeeモジュールを搭載しています。

「正しいベンダを選択することは、極めて重要でした。誰かが心臓発作に襲われている、あるいは、誰かが倒れて腰を怪我したならば、救助の要請は任意的な通信ではありません」とドーソン氏は話しています。

適切なベンダの選択に加え、テクノロジーの配置とアプリケーションも重要です。Tel-Tronは、各々の送信機の通信レンジ内に冗長性を確保できるようレシーバを配置しています。複数のレシーバによって、送信機からの複数のルートが確保されています。もしどれかのノードが失敗してもシステム完全性を維持しています。

「システムは、インプリメントされる方法で非常に冗長となっています。1つ、あるいは2つのノードが落ちてもシステムの稼働を停止させないようにすることが重要です」(ドーソン氏)。

自己修復はZigBeeメッシュネットワークの重要な特徴となっています。メッシュネットワークは本来、分散型で、エンドノードは自己ルーティングであり必要に応じて他のノードと繋がることができます。これにより、ノードや通信に不具合があれば、ZigBeeメッシュネットワークが自身でそれを修復します。

「自己修復機能はXBeeを非常に魅力的なものにしています。私たちは、Wi-Fi、2.4GHz、900MHz、ロングレンジのRF製品を検討しました。しかし、自己修復メッシュテクノロジーに出合うまで、どれも救命アプリケーションに相応しいとは思いませんでした」(ドーソン氏)。

強力なパートナシップ
Tel-Tronは2008年11月に最初のワイヤレス導入を行い、XBeeテクノロジーを備えた7つのワイヤレスコンフィグレーションを配備しています。そのうちの1つは、100エーカーに渡って散在する165ものXBee ZigBeeノードが特徴です。

「私たちは優れたテクノロジーを必要とするだけでなく、テクノロジーの適切な配置を必要としました。Digiのテクニカルサポートは素晴らしく、定期的な対応と数回の訪問を受けました」(ドーソン氏)。

Tel-Tronはまた、DigiがXBeeに特徴や機能を追加することに、好感を抱きました。

「Digiは、カスタマに積極的な興味を持ち、ニッチアプリケーション向けの製品にいかなる恒常的な強化ができるかを考えています。ファームウェアのサポートであれ、フィジカルなパッケージングであれ、Digiは私たちのキーとなる成功に興味を示してくれました。私たちが製品のOEMのベンダを選ぶとき、彼らは柔軟であることが求められます。Digiは人々がどのように製品を使用しているかを理解し、助けになることを願っています」(ドーソン氏)。

「Digiは、カスタマに積極的な興味を持ち、ニッチアプリケーション向けの製品にいかなる恒常的な強化ができるかを考えています」

 

アプリケーション:老人ホーム施設向けの緊急通報システム

産業:高齢者住宅

企業:Tel-Tron Technologyies社

課題:Tel-Tronは、老人ホームと緊急通報ペンダントとの接続に信頼性の高いワイヤレスソリューションを必要としていました。

成果: XBee ZB ZigBee OEM RF モジュールは、緊急通報ペンダントと医療スタッフが監視する制御機器との間のノード故障や通信の不具合を自己修復するZigBeeメッシュネットワークを生成しました。

XBee ZB ZigBee モジュールについて
低出力のXBee ZBおよび長距離版のXBee-PRO ZBは、先進のメッシュネットワークを実現するZigBee PRO機能セットを採用しています。 本モジュールやあらゆるXBee機器を配備することによって、OEMはXBee製品ファミリならびに、ゲートウェイ、アダプタ、ルータなどDigiの卓越したドロップ・イン ネットワークの価値を最大限に活用できます。加えて、XBeeユーザーは、プラットフォームのアジリティ、すなわち、最小限の開発で迅速にXBeeソリューションを変更できる能力を利用することができます。

主要な機能:
  • 低コスト、低出力メッシュネットワーク
  • ネットワークの安定性を実現する自己修復、自己検知機能
  • 他のベンダのZigBee PRO機能セット採用機器との相互運用性
  • より大きく密集したメッシュネットワークに対応
  • 128ビットAES暗号化

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