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報道関係各位

2009年2月18日
ディジ インターナショナル株式会社

ディジ インターナショナル
アイピーコムと共同で
ZigBeeを活用した鍵所在システムを開発

ホテルなどで低コストかつ工事不要のセキュリティを実現

ディジ インターナショナル株式会社(本社・渋谷区、ジョー・ダンズモア代表取締役)は、このほど、設備監視システムの開発企業である株式会社アイピーコム(本社・中野区、田口亮代表取締役社長)がZigBeeワイヤレスネットワーク技術と製品を採用した鍵所在システムを開発したことを発表します。本システムは、Digiの「XBee」ZigBeeモジュールをホテルなどの鍵に搭載し、鍵の所在や部屋の利用状況をモニタするもので、さまざまな施設で、ネットワークを活用したセキュリティを低コスト(配線工事不要)で構築することができます。

ディジ インターナショナルは、有線インフラが存在しない、またはカスタマの要求を満たせない場所にある商用ネットワーク機器にワイヤレス接続を提供するドロップ・イン ネットワークソリューションを提唱しています。広範なアプリケーションや市場にワイヤレスを広げるため、モジュール、アダプタ、ゲートウェイなどさまざまなハードウェア・ソフトウェア製品を開発しており、中でも産業界から注目を集めるZigBee/802.15.4については、ZigBee製品認証を世界で初めて取得するなど早くから取り組んできました。今回の鍵所在システムに採用されたZigBeeモジュール「XBee」は、高性能・低コストで、ドロップ・イン ネットワークソリューションの中核的存在となっています。

一方、アイピーコムは、設備監視に関わる独自システムを開発する企業です。 とりわけ、知財への取り組みと、誤報の無い確実・安全なシステムの安価な実現を重視しており、このたびの鍵所在システムは、まさにZigBee技術の活用により、低コストと高い運用性の両立を実現したものだと言えます。

鍵本体にDigiの「XBee」モジュールを搭載した本システムは、フロントフロアに通信ユニット、客室フロアにデータ中継ユニットを設置することで、宿泊客の鍵の所在や部屋への入退室状況を知ることができ、リネン室から各部屋の状況を把握できます。また、異常発生時にはPCや携帯電話にメールで通知する機能も持っています。システム導入にあたっては、従来の鍵をそのまま活用でき、ドアの改修工事や施設内の配線工事も不要で、短期間・低コストでの構築が可能です。

こうした特徴を活かし、両社では、中小規模のホテル・旅館はもとより、宿泊施設以外の施設に対しても普及・拡販を図っていく計画です。

XBeeモジュール
XBee ZigBeeモジュール

設置説明図


■アイピーコムの概要
社名 :株式会社アイピーコム
所在地 : 東京都中野区新井2-28-5 山手中野ビル1F
TEL 03-5345-6207  FAX 03-5345-6208
代表者 : 田口 亮(代表取締役社長)
設立 : 2000年2月
資本金 : 1億2,007万5,000円 (2008年1月末現在)
URL : http://www.ipcom.co.jp/

■ディジ インターナショナルの概要
社名 : ディジ インターナショナル株式会社
所在地 : 東京都渋谷区桜丘町22-14 NESビルS棟8F
TEL 03-5428-0261  FAX 03-5428-0262
代表者 : ジョー・ダンズモア(代表取締役 兼 米国Digi International 社CEO)
設立 : 2001年3月1日
資本金 : 1,000万円
URL : http://www.digi-intl.co.jp


■本リリースについての問い合わせ先:
ディジ インターナショナル株式会社
広報担当 江川 将峰
Tel:03-5428-0261、Fax:03-5428-0262


 

 

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