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報道関係各位

2011年11月4日
ディジ インターナショナル株式会社

米Digi International社
2011年度の業績を発表

スマートエナジー、iDigiクラウド, 3Gへの注力で、前年比11.8%の売上増

米国Digi International社 (本社・米国、ジョー・ダンズモアCEO、NASDAQ:DGII)はこのほど、2011会計年度 (2010年10月~2011年9月)の業績を発表しました。

今期の売上高は2億420万ドルで、前年度の1億8,250万ドルに対して2,170万ドル、11.8%の増加となりました。希薄化後1株当たり利益は、0.43ドル(前年度は0.36ドル)となりました。2011年度のEBITDA(金利・税金・償却前利益)は2,550万ドルで、純売上高の12.5%でした。営業活動によるキャッシュフローは、2,180万ドル(前年度は1,610万ドル)でした。2011年度を通して強固な貸借対照表を維持し、流動比率は830%。2011年9月30日現在、長期負債を持っていません。

「2010年度10%、2011年度11.8%という高い売上成長率は、2012年度の確実な勢いを与えるものです」と、CEOのジョー・ダンズモアは話しています。

2011年度のワイヤレス製品の売上は、2010年度(6,640万ドル)の27.6%増の8,470万ドルで、売上高の41.5%でした。有線製品の売上は、2010年度(1億1,610万ドル)の2.8%増の1億1,950万ドルで、売上高の58.5%を占めました。

Digi International社の2011年度の主なトピックス
(1) 拡張スマートグリッド
・ガス、水道と電気の検針データへの容易なオンライン化とほぼリアルタイムのアクセスにより、公共事業者はエネルギー効率プログラムを推進するためのカスタマとの顧客との関与機会を拡大できました。Itron社との強力な関係をベースに、DigiはDigi X-GridソリューションをItron ERT対応の家庭に拡大しました。Itron ERTは、多くの電気、ガス、水道事業者に用いられている米国に幅広く配備されたメーターです。Digi X-Gridソリューションにより、Itron ERTメーターは、新たなメーターを必要とすることなく、即座にスマートグリッドに接続できます。
・デマンドレスポンス(需要反応)とエネルギー効率の提案におけるComverge社との既存の関係は、Itron ERTメーターの統合を組み込むために拡大されました。
・Digiは、スマートグリッドの勢いの増加を次のような主要カスタマの導入において実証しました。電気自動車ネットワーク(Better Place、AddEnergie)、太陽光発電装置(Powerdash)、省エネサービス(Lessoil)、商業ビルエネルギー管理(E2America)。
・Digiは、エネルギー管理ソリューションにフォーカスしたCalicoの公共事業をサポートするCalico Energy Serviceとのパートナシップにより、公共事業者やエネルギーサービスプロバイダへの提供を拡大しました。これらのソリューションは、住居や商業施設の負荷制御などの公共事業への提供を実現します。
(2) iDigi Device Cloud
iDigi Device Cloudは、アプリケーションや人々に物や機器を接続します。Digiの25年を超えるデバイスの知識により、実質上いかなる場所でもインターネット対応を即座に実現します。
・iDigiゲートウェイ開発キットの発表により、リモート機器を容易にセルラーネットワークに接続する方法を実証しました。
・遠隔資産の監視目追跡を行う低価格のiDigiクラウド接続対応のセルラーゲートウェイ、ConnectPort X3および、過酷な環境向けの高耐久性バージョン、ConnectPort X3Hを発表しました。
・業界初のグローバルな3Gセルラー接続を備えたシステムオンモジュールを発表しました。Qualcomm Gobiテクノロジーを搭載したConnectCore 3Gは、ハードウェアを変更することなく、機器メーカーが実質的に世界中のあらゆる場所とキャリアに接続できる機器の開発を可能にします。また、統合されたiDigi Device Cloudの対応により、同じ機器を容易にどのようなアプリケーションにも接続できます。
・大部分はiDigi Device Cloudを使用しているスマートグリッドのパートナーに加え、Digiは、タンクモニタリング、フリート・資産管理・追跡といった他のヴァーティカルでの進展を示しました。ATEK Products社の一部門であるTankScanは、世界中の貯蔵タンクのリモートアクセスと管理を実現するためDigiのワイヤレス製品とiDigi Device Cloudを使用しています。Inteligistics社は、米海軍の何万もの輸送用コンテナを追跡するためにDigiのゲートウェイ、モジュール、iDigi Device Cloudを使用する予定です。

●その他の主要な戦略的提携
・DigiはConnectCore i.MX組込みモジュール製品ファミリの発表に伴い、Freescale Semiconductor社との関係を拡大・強化しました。Digiは、ワイヤレスデザインサービスとしてFreescaleのi.MX53アプリケーションプロセッサを備えたワイヤレス製品を開発する企業のカスタム設計を支援します。
・Digiは、M2Mアプリケーション向けの業界初の商用グレードの統合4Gルータを提供するため、Sprint社と協調しました。

●タイ大洪水の最新情報
2011年10月26日、Digiは、タイの洪水がバンコク周辺にある委託製造工場に影響を与えたと発表しました。主な製造工場は現在閉鎖しており、バックアップ設備で修復努力が進められています。洪水の影響を受けていないバンコクにも製造工場があり、Digiでは生産の再配分に取り組んでいます。
Digiでは、タイの洪水の影響により、2011年度第1四半期に200~600万ドルの売上減少、および2%程度の粗利減少を予想しています。

●2012年度について
Digi International社では、2012年度の売上を2億1,000万ドル~2億3,500万ドルと見込んでおり、最も可能性の高い数字として2億2,250万ドル(9%増)を予測しています。

 

■Digi Internationalについて
ディジ インターナショナル社は、ネットワークやWebを介してローカルもしくはリモートの電子機器に接続し安全に管理するための信頼性のある製品とテクノロジーを開発することにより、ワイヤレスM2Mを容易にします。ディジは、性能、柔軟性、品質の最高水準を提供し、世界的なネットワークの販売代理店やリセーラ、システムインテグレータ、OEMを通じて製品を届けます。Digi Internationalの詳細は、www.digi.com


■本リリースについての問い合わせ先:
ディジ インターナショナル株式会社
広報担当 江川 将峰
Tel:03-5428-0261、Fax:03-5428-0262

 

 

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