報道関係各位
2015年10月7日
ディジ インターナショナル株式会社
米Digi International社
IoTソリューションプロバイダのbluenica社を買収
Digiのコールドチェーンを実現する温度監視ソリューションの基盤に
M2Mソリューションの専門企業である米国Digi International社 (本社・米国、NASDAQ : DGII) は本日、カナダ・オンタリオ州のセントキャサリンズに拠点を置き、傷みやすい食品の温度モニタリングを中核とした企業であるbluenica社の買収を発表しました。
bluenicaのソリューションは、冷蔵トレーラーや倉庫はもちろん、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、レストランで食品の品質と新鮮さを確保するために、配置しやすく信頼性が高く、費用効果の高い手段です。SaaS(Software-as-a-Service)アプリケーションの温度モニタリングは、傷みやすい商品の温度を絶えず監視し、リアルタイムのアラートをスマートフォンやタブレット、コンピュータに自動送信するため、低出力のワイヤレスセンサ、通信ゲートウェイ、クラウドベースのソフトウェアを用います。これにより、食品の腐敗や損傷を防ぎ、人件費を低減し、組織が食品安全性に関する規制に適合するよう支援します。完全に統合されたbluenicaのIoTソリューションは、いくつもの分散した小売店舗を横断して容易な自己インストールを実現するよう設計されています。
「私たちは、この特許出願中のコールドチェーンIoTソリューションに開発に熱心に取り組んできました。私たちは喜んでDigi Internationalに加わります。Digiのテクノロジーとマーケットの幅広さにより、私たちのbluenicaソリューションの高まる需要に迅速に対応できることを確信しています」と、bluenicaの設立者でCEOのコリン・ワーケンチン氏は話しています。
「当社は、小売コールドチェーン市場はまだ十分なサービスを受けられておらず、ワイヤレスセンサネットワークや信頼できるクラウドベースサービスとして提供されるIoT機能をさらに活かせる大きな市場であると考えています。私たちはDigiのワイヤレスの専門知識とグローバル市場での存在性が、幅広いカスタマに対してこの専用IoTアプリケーションの採用が加速する一助になると考えています」と、Digi Internationalの代表取締役でCEOのロン・コネズニーは話しています。
Digiコールドチェーンソリューションの詳細は、www.digi.com/cold-chain-solutions/ をご参照ください。Digiは、この買収に関連した詳細を、2015年度第4四半期の発表の一部として報告する予定です。
■Digi Internationalについて
ディジ インターナショナル社は、製品とサービスをエンド・ツー・エンドのソリューションとして統合し、業務効率化を推進するM2Mソリューションの専門企業です。Digiは、カスタマがワイヤレス機器やアプリケーションを迅速に市場に提供できるようにするための、産業の幅広い分野のワイヤレス製品、デバイス向けのクラウドコンピューティングプラットフォーム、開発サービスを提供します。Digiのすべて揃ったソリューションにより、いかなる機器でも、あらゆるアプリケーションと、世界中のどこでも、通信できるようになります。Digi Internationalの詳細は、www.digi.com
■本リリースについての問い合わせ先:
ディジ インターナショナル株式会社
広報担当 江川 将峰
Tel:03-5428-0261、Fax:03-5428-0262
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