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報道関係各位

2009年6月30日
ディジ インターナショナル株式会社

ディジ インターナショナル
業界初のZigBee Smart Energy対応モジュールなどを発表

iDig iEnergyを拡大する XBee SEモジュールと ConnectPort ESPゲートウェイ

ディジ インターナショナル株式会社(本社・渋谷区、ジョー・ダンズモア代表取締役)は、このたび、業界初のZigBee Smart Energy対応モジュールおよび、同モジュールをベースにした認証取得済みのESP(エネルギーサービスポータル)ゲートウェイからなる包括的なSmart Energy製品ファミリを発表しました。ZigBee Smart Energyパブリックプロファイルは、ネットワークにおける複数ベンダのデバイスの相互運用を定め、エネルギー負荷のインテリジェント管理、エネルギー利用の監視、消費の最適化などを実現するものです。ZigBee Smart Energyはスマートグリッド開発用の初期の標準フレームワークにおいて米国エネルギー省がホームエリアネットワーク(HAN)のデバイス通信標準として定めたもので、将来の米国のエネルギー管理の要求に対応するキーとなるテクノロジーです。ZigBee Smart Energy対応モジュールとゲートウェイのリリースにより、Digiはこのテクノロジーをこれまで以上に利用しやすいものにします。

Digiの新しいZigBee Smart Energy製品ファミリはXBee SEとXBee-PRO SE ZigBeeモジュール、ConnectPort X2 ESP認証ゲートウェイからなっています。現行のXBee ZBとXBee-PRO ZBをベースにした新しいXBee SE、XBee-PRO SEモジュールは、ZigBee Smart Energyデバイスの開発と認証に必要な開発作業を簡素化するファームウェアを搭載しています。ConnectPort X2 ESPゲートウェイは、ブロードバンド接続やセルラーネットワーク接続でコンシューマのHANとエネルギーサービスプロバイダ間の接続を提供します。

「当社は、XBee SEモジュールを使用したプログラム可能、制御可能な新しいサーモスタットを開発しました。XBee SEモジュールは開発プロセスを容易にし、当社製品の開発時間をほぼ半減しました」と、Residential Control Systems社の社長であるマイケル・カールマン氏は話しています。

「Digiは、スマートグリッド構築のリーダーシップ的役割を担っています。3月に発表したiDigi Energyは、ワイヤレスでのエネルギー管理アプリケーション開発を驚くほど容易にします。このたびのSmart Energyの発表によって、当社のOEMカスタマはスマートグリッド実現に必要となる相互運用可能なサーモスタット、家庭内エネルギー表示装置、計量装置と負荷コントローラを迅速に作り上げることができます」と、Digi InternationalのCEO、ジョー・ダンズモアは話しています。

DigiのZigBee Smart Energy製品は、先般発表した、ハードウェアとホスト型ソフトウェア、サービスを含んだiDigi EnergyワイヤレスM2Mソリューションを拡張し、容易にスマートグリッド機器を統合します。iDigiはいまや、遠隔設備機器をカスタマアプリケーションに接続するサービスとしてのプラットフォーム(PaaS)であるiDigiプラットフォームとSmart Energy対応のハードウェアやソフトウェアサポートも備えています。

「ZigBee Smart Energyプロファイルは、スマートグリッドアプリケーションの標準です。Digiの新しい製品ファミリの発表によって、OEMのZigBee Smart Energy機器開発がより簡単になり、企業のエネルギー産業の推進に繋がるでしょう」とZigBee Allianceのマーケティング副会長、ベノ・リッター氏は話しています。

XBee ZBおよびXBee-PRO ZB ZigBeeモジュールは、ZigBee Smart Energyパブリックアプリケーションプロファイルで定められた8つのデバイスそれぞれの実装をサポートするZigBee Smart Energy対応ファームウェアを搭載しています。これらには、ESP、計量装置、屋内表示装置、プログラム可能な通信サーモスタット(PCT)、負荷コントローラ、レンジエクステンダ、スマートアプライアンス、プリペイメント端末があります。これらのデバイスを製造する企業は、DigiのSmart Energy製品とiDigi Energyを用いることで、ZigBee Smart Energy製品生産のための開発・認証期間、総体的な専門知識を大幅に低減させることができます。

加えて、XBee ZBとXBee-PRO ZB ZigBeeモジュールは、ネットワーキク化、加入、認証などのキーとなる立上げの機能を処理し、XBeeアプリケーションプログラミングインタフェース(API)経由でシンプルなネットワークとモジュール設定を可能にします。カスタマは、無料でSmart Energyファームウェアを使って既存のXBee ZBとXBee-PRO ZBモジュールをアップグレードできます。

ConnectPort X2 ESPは、エネルギーサービスプロバイダが、ブロードバンドやセルラー接続のDigiゲートウェイによって完全に管理されたHANデバイスの配備を可能にします。これにより、スマートメータリング(検針)ネットワークがカバーできないエリアにもスマートグリッドサービスの配備が実現できます。一度スマートメータがインストールされれば、ゲートウェイはエネルギーサービス提供拡大のため、公共ネットワークのホームならびに第二の通信経路でプログラム可能なエネルギーサービスを提供するネットワークに結合できます。ConnectPort X2 ESPは、National Technical Systems社(NTS)のZigBee Smart Energyテストハーネスを使って、即日認証されています。

Digiは、これらの製品をすぐ導入したい企業向けに開発プログラムを提供します。プログラムの詳細およびSmart Energy関連の開発着手については、http://www.digi.com/smart-energyをご参照ください。iDigi Energyの詳細は、www.idigi.comをご覧ください。


■Digi Internationalについて
ディジ インターナショナル社は、ネットワークやWebを介してローカルもしくはリモートの電子機器に接続し安全に管理するための信頼性のある製品とテクノロジーを開発することにより、ワイヤレスM2Mを容易にします。ディジは、性能、柔軟性、品質の最高水準を提供し、世界的なネットワークの販売代理店やリセーラ、システムインテグレータ、OEMを通じて製品を届けます。Digi Internationalの詳細は、www.digi.com

■Residential Control Systems(RCS)について
RCSは、エネルギー管理・制御マーケット向けの革新的な製品を開発しており、この20年間、この市場でゾーン制御やダンパーといった広帯域通信サーモスタットとHVAC制御製品を提供するリーディング企業です。RCSは、需給計器との通信を行う最先端・次世代のサーモスタット製品の開発、エンドユーザーにエネルギー抑制を、ユーティリティにグリッド信頼性を提供する需要管理(DSM)プログラムのサポートを行っています。同社はまた、エネルギー消費の監視や能動的管理を実現するシステムレベルソリューションを提供しています。これらの製品には、電気や水道メータと通信するエネルギーマネージャコントローラやモニタリング装置があります。RCSの詳細はwww.resconsys.comをご参照ください。

■National Technical Systems(NTS)について
NTSは、防衛、航空宇宙、テレコミュニケーション、オートモティブ、先端技術市場にエンジニアリングサービスを提供するリーディングプロバイダです。ワールドワイドのリソースネットワークを通じて、同社は、ワールドクラスの設計工学、コンプライアンス、テスト、認証、品質登録、プログラム管理を提唱する完全な製品ライフサイクルサポートを提供します。詳細はwww.ntscorp.comをご参照ください。


■本リリースについての問い合わせ先:
ディジ インターナショナル株式会社
広報担当 江川 将峰
Tel:03-5428-0261、Fax:03-5428-0262

 

 

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